
「 専門家に聞く 」 マネー・住宅ローン:頭金を増やした方がいい?
[ 相談内容 ]
A様
横浜市内賃貸マンション居住(50㎡・2DK家賃10万円)
夫33歳(メーカー勤務サラリーマン・年収620万円)、
妻31歳(専業主婦)、 長女4歳、 長男0歳
「欲しいマンションがあり資金計算をしてもらったところ、ローンは問題なく組める範囲と言われましたが、この先の生活を考えるとホントにちゃんとローンを払っていけるのか、子供たちの教育費や自分たちの老後のことも心配です。やはりもう数年待って、頭金を増やしてから考えたほうががいいのか迷ってます。
[ 回 答 ]
確かにこれからの生活を考えると「借りられる金額」が「返せる金額」とは違ってきますよね。年収が620万円ですので可処分所得(社会保険料や所得税などを差し引いた手取り収入)は515万円ぐらいですがローンを返済しながら子供を育て、且つ自分たちの老後の生活費も貯めなければなりません。そこでまずローンの組み方ですが、ここ10年来現在も金利は低水準で推移していますので一番金利の安い変動金利で借りて、金利の上昇局面においてはすぐさま固定に切り替えるなどの対策をすればさほど心配は要りません。また60歳の定年前に完済を希望していますが、26年返済のローンですと月々の支払いも今の家賃並みとはいかず、また今後必要となる子供の教育費のための貯蓄もなかなかできないと思われます。そこで作成した「キャッシュフロー表」のとおり、お子さんが大学卒業後は家計にも余裕がでてきますし、ご主人の退職金等で一括返済も可能かと思いますので35年のローンを組んで月々の返済額を少なくすることを優先すべきと思います。
ただいずれにせよ現在の無駄と思われる保険等の支出の見直しが必要です。まず、ご主人の生命保険が60歳まで3,500万円の死亡保障が続きますが、必要保障額は子供の成長とともに年々少なくなりますし、住宅ローンに付加される「団体信用生命保険」で万一の場合はローン残高分の保険金が支払われますので、健康状態の良いうちに「収入保証保険」への加入をお勧めします。また教育資金ですが実際に使うまではある程度の運用期間がありますので、比較的安全な「投資信託」などを組み入れればインフレ対策にもなりますのでご検討ください。
先送りしても年齢が進んだ分、月々の負担を軽くするための長期のローンが組めなくなりますので、あまり良いことはないと思いますし、お金の使い方の工夫をすれば夢の実現は可能ですので、欲しいものに出会えた時がやはり「買い時」ではないでしょか。
(shim)
※上記の内容は、掲載(08/11/10)時の概要を基に作成しております。
記載内容が変更となる可能性がございます。
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